消化器
ステロイドとは ステロール・・OH基を持つステロイド。植物性ステロールなど。 胆汁酸・・胆汁に含まれる。脂質の乳化作用。 ステロイドホルモン・・ホルモン作用をもつステロイド。 ステロイドホルモン 性ホルモン・・男性ホルモン(テストステロン)、女性…
酢酸法 酢酸法とは酢酸を散布し通常観察より鮮明な画像を得る内視鏡検査法である.1.5% 酢酸散布により粘膜が数秒で白色化し,さらに数分後には元の色に復する反応を利用している.酢酸法は(1)通常内視鏡観察時に利用する方法,(2)拡大内視鏡で表面構造を観…
ポリープの分類 @Cancer Image Reference Database copyright Tadakazu Shimoda/Takahisa Matsuda ,National Cancer Center 表在型(0型) I(隆起型) I p(有茎型) I sp(亜有茎型) I s(無茎型) II(表面型) II a(表面隆起型):II a + dep・LST-NG…
逆流性食道炎について http://d.hatena.ne.jp/pebbleinsky/20100102/1262456245 投薬治療 PPI(Proton pump inhibitor):オメプラール(アストラゼネカ)、タケプロン(武田)、パリエット(エーザイ) 参照:http://d.hatena.ne.jp/pebbleinsky/20100101/1262321546…
各染色法の特徴(第25回第3問) *コンゴーレッド染色 酸分泌部位を黒く染色するため、慢性胃炎の病変部分では染まらない。*メチレンブルー染色 光学顕微鏡で細胞の核を観察するときの染色液としてよく使われる。内視鏡検査にて胃の腸上皮化生(萎縮性胃炎…
急性胃炎とは? ストレス、薬(特に解熱鎮痛剤)、暴飲暴食、コーヒー、香辛料などの強い刺激が原因で胃の粘膜が傷つくのが急性胃炎です。はなはだしい場合は急性胃潰瘍となり激しい腹痛、吐血などのため入院が必要になります。しかし、基本的には一時的な現…
本疾患は原因不明で、主として若い成人にみられ、浮腫、線維(筋)症や潰瘍をともなう肉芽腫性炎症性病変からなり、消化管のどの部位にもおこりうる。消化管以外(とくに皮膚)にも転移性病変がおこることがある。原著では回腸末端をおかす(回腸末端炎)と…
アルゴンプラズマ凝固法 Argon-Plasma Coaglation;APC スプレー凝固(放電凝固)では、通常よりも高い電圧(4300V)をかけることにより、抵抗の高い空気中にスパークを飛ばす非接触的な凝固法です。接触した点でのみでの接触凝固に比べ、面で凝固できる…
ERBE VIO300D ドイツ・エルベ社高周波手術装置 切開:オートカット Autocut 出力300W/ピーク電圧740Vp/エフェクト8 切開:ハイカット Highcut 出力300W/ピーク電圧950Vp/エフェクト8 凝固:ソフト凝固 Soft Coagulation 電圧を190Vp以下に抑えることでス…
ヘリコバクターピロリ Helicobacter pylori 微好気性(低濃度の酸素と二酸化炭素を必要とする)かつ栄養要求性の厳しい細菌 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%98%E3%83%AA%E3%82%B3%E3%83%90%E3%82%AF%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%83%94%E3%83%AD%E3%8…
虚血性大腸炎 ischemic colitis;IC;イスケミック・コライテス細菌や薬剤などの特別な原因が無いのにもかかわらず、腸管で突然、循環障害が起こり、腹痛などの消化器症状が起きる病気で、2つのタイプに分けられる。 Aタイプは、腸管の動脈である腸管膜動脈…
潰瘍性大腸炎 Ulcerative colitis;UC 大腸に潰瘍やびらんができる原因不明の疾患。クローン病とともに炎症性腸疾患 (IBD, Inflammatory bowel disease) に分類される。1973年に厚生省の特定疾患に指定された。 症状 炎症は通常、肛門に近い直腸から始まり、…
プロトロンビン時間は、肝細胞疾患の重症度を表す。プロトロンビンは肝臓でビタミンKの関与で生成されるため、肝実質障害(生成障害)や閉塞性黄疸(ビタミンK吸収障害)で時間延長する。測定値の表示には、凝固時間(秒)のほかに、プロトロンビン比(検…
胃解剖用語 胃角部 anglar region (angulus) , gastric angle 胃体部 gastric body,corpus of the stomach 胃底部 fundus (fornix) 穹窿部 fundus (fornix) 後壁 posterior wall , p.w. 小彎 lesser curvature 前壁 anterior wall , a.w. 大彎 greater curva…
SMT 胃粘膜下腫瘍 submucosal tumor,SMT。胃隆起性病変としてみられる非上皮性腫瘍を臨床的所見に基づいて命名したもの。胃の粘膜下層以下の胃壁内に何らかの腫瘍性病変がある疾患を意味する。X線検査にて圧迫像、内視鏡ではbridging fold(正常粘膜下に粘膜…
LESとGERD 人間には食道と胃のつながり目のところに下部食道括約筋(Lower Esophageal Sphincter:LESと略します)という筋肉が存在します。LESは非常に重要な役目を担っています。食物を飲み込むと食道から胃にものが自然に運ばれますが、この際LESは弛緩し…
病期での分類 活動期 A1=潰瘍底が厚い苔でおおわれ、でこぼこ・不整。辺縁は腫れている。 A2=潰瘍底の苔は白く、周囲は赤く、粘膜ひだの集中がみられる 治癒過程期 H1=潰瘍は小さくなる H2=潰瘍底は盛り上がり、白苔は小さくなる 瘢痕期 S1=白苔は全く…
胃から分泌される胃酸が、食道に逆流することで、食道の粘膜を刺激し傷つけることで起こる炎症のことを指す。症状としては、胸やけや喉の違和感、嗄声などがある。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%80%86%E6%B5%81%E6%80%A7%E9%A3%9F%E9%81%93%E7%82%8E 原…
Percutaneous Endoscopic Gastrostomy 経皮内視鏡的胃廔造設術 交換時期は、バルーン型は交換しやすいが耐久性が低く1〜2ヶ月毎に交換が必要。自己抜去も多い。バンパー型は交換は4〜6ヶ月毎でよく、水交換も不要。自抜も少ない。ただし交換が煩雑。チュ…
胃の壁細胞のプロトンポンプに作用し、胃酸の分泌を抑制する薬である。PPI(Proton pump inhibitor)と略される。胃酸分泌抑制作用を持つ薬剤には他にヒスタミンH2受容体拮抗薬があるが、プロトンポンプ阻害薬はH2ブロッカーよりも強力な胃酸分泌抑制作用を持…
非ステロイド系抗炎症剤(non-steroidal anti-inflammatory drugs) ステロイドを含まない抗炎症剤。疼痛、発熱に対して用いる、いわゆる解熱鎮痛剤。 アスピリン(バファリン)、ロキソプロフェン(ロキソニン)、ジクロフェナク(ボルタレン)など。市販薬で…
急性胃炎 acute gastris 胃粘膜の急性炎症であり、炎症が粘膜固有層まで。症状は上腹部痛、吐血。内視鏡にて縦走する発赤(櫛状発赤)が見られる。 外因性急性胃炎 腐食性胃炎や薬剤(NSAIDs)由来の胃炎、アルコールやストレスによる胃炎などがある 内因性急…
胃潰瘍 胃潰瘍 | Minds医療情報サービス | 胃潰瘍GLの適用と評価に関する研究班編/医療・GL(07年)/ガイドライン目次 http://minds.jcqhc.or.jp/stc/0009/1/0009_G0000138_GL.html ヘリコバクターピロリ Helicobacter pylori 微好気性(低濃度の酸素と二酸化…
一般に肝癌に対する治療としては、外科的治療の肝切除術と、内科的な肝動脈塞栓術(TAE)・マイクロ波凝固療法(MCT)・経皮的エタノール注入療法(PEIT)などがあります。 PEIT(ペイト) Percutaneous Ethnol Injection Therapy 経皮的エタノール注入療法 この…