ペベリンスキーズ・ブログ

ペベリンスキーのチラシの裏。

胃潰瘍 gastric ulcer

病期での分類

活動期

  • A1=潰瘍底が厚い苔でおおわれ、でこぼこ・不整。辺縁は腫れている。
  • A2=潰瘍底の苔は白く、周囲は赤く、粘膜ひだの集中がみられる

治癒過程期

  • H1=潰瘍は小さくなる
  • H2=潰瘍底は盛り上がり、白苔は小さくなる

瘢痕期

  • S1=白苔は全くなくなり傷あとの中心に赤色のみがみられる
  • S2=傷あとの赤色は消え白色ぎみの傷あとが見られる

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肉眼での分類

  • I型:粘膜固有層の欠損であり、びらんと同義。
  • II型:粘膜勤番を越えるもの。粘膜筋板が欠損。
  • III型:筋層にとどまるもの。 固有筋層の部分的な欠損。
  • IV型筋層を越えたもの。 固有筋層の全層が欠損し、しばしば穿孔をなす。

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http://xakimich.hp.infoseek.co.jp/gastro-intestinal/node24.html

原因

  • helicobactor pylori
  • aspirinなどのNSAIDs の服用
  • 喫煙
  • ストレス

分類

  • 急性潰瘍

ストレスや薬剤によって誘発されその原因が明らかであり、原因の除去とともに治癒に向かい、再発や慢性潰瘍へ の移行が見られない。 急性びらん、急性胃炎とともに急性胃粘膜病変AGMLと総称される。種類:dieulafoy潰瘍・curling潰瘍・cushing潰瘍

  • 慢性潰瘍

治癒と再発を繰り返す(良性サイクル)であり、狭義の胃潰瘍

  • 老人性潰瘍

胃酸分泌を伴わず、胃体部に好発する高位潰瘍である。 これは加齢とともに胃体部の粘膜が萎縮し、幽門部との境界が上方に移動するから。