ペベリンスキーズ・ブログ

ペベリンスキーのチラシの裏。

逆流性食道炎の治療

投薬治療

PPI(Proton pump inhibitor):オメプラール(アストラゼネカ)、タケプロン(武田)、パリエット(エーザイ)
参照:http://d.hatena.ne.jp/pebbleinsky/20100101/1262321546

逆流内容の主体である胃酸を抑えることによって胸やけなどの症状を抑え、食道炎を治癒させます。プロトンポンプ阻害薬という薬がきわめて有効です。日本ではオメプラールタケプロンパリエットという3種類が発売されています。おおよその効果は90%程度です。しかし、逆流性食道炎はきわめて再発率の高い病気です。慢性疾患であるため長期的に服用することが必要と考えられます。

内視鏡治療

内視鏡で食道と胃のつながり目に‘こぶ’をいくつか作ることで逆流防止弁を作成する手技が開発されました(エンドシンチといいます)。欧米では数千人の患者さんが治療を受けておられ、比較的良好な成績が報告されています。しかし残念ながら日本にはまだ導入・紹介されたばかりです。全国で数十人しか治療を受けられておりません。

http://qnet.nishinippon.co.jp/medical/doctor/feature/post_359.shtml

オペ

食道を胃で全周性に巻き付ける方法をNissen手術(ニッセン法)、食道の後ろを中心に約2/3周巻き付ける方法をToupet手術(トゥーペ法)