ペベリンスキーズ・ブログ

ペベリンスキーのチラシの裏。

ハードコンタクトレンズへの乗り換え

メガネから衝動的にソフトコンタクトに乗り換えてから1年。装用時間があまりにも長いんでハードに変えてみました。

いざ眼科へ

受付で乗り換えたいと伝えると、流れ作業ですぐにハードを試着させてくれました。店員によると「ソフトと比べると、多少違和感、ゴロゴロした感じはあります」とのこと。まあ多少の違和感は予想していたんですが・・・


「うわ・・・・・・目が!目がっ!」


痛くて目を開けられない・・・程ではないものの、涙が止まらない!
常に涙で潤んでいて、前がよく見えない。
瞬きすると、レンズが上下に動くし、剥がれかかったりして違和感たっぷり。


「ダイジョウブですよ〜」
「皆さん最初はそんな感じですよ」
「1週間ほどで慣れますよー(笑)」


とか言われたんですが、すぐはずしたい。慣れるなんてありえない。

すぐに慣れましたw

結局のところ・・・2日で慣れました。
初日は潤んだり浮いたりしてましたが、晩に2時間ぐらいうたた寝したら・・・いきなり違和感なくなってました。起きた時に「あれ?違和感ない?コンタクト落とした?でも見えてるし、おかしいなぁ?」てな感じ。
翌日は終日つけてみたんですが、午前中は多少潤んだものの、格段に装着感アップ。何がよかったのかな。うたたね?目のカーブに馴染んできたのか、ハードを異物として認識しなくなったのか、ともかく2日目にはほぼ普通になりました。
で、一週間経ったのですが、もう普通です。ソフトコンタクトとほぼ同じ。痛いとかゴロゴロするとか全くなし。瞬きした直後、コンマ何秒かは周辺視野が見えにくくなりますが、意識しなければ全く気になりません。
ま、最近発売されたハードだと、辺縁もフィットしやすいカーブにしてあり、薄くもしてあるそうです。素材自体も指で曲がるぐらい柔らかくなっています。さらなるフィット感を求めるなら、「レンズアシスト」のようなハード用装着剤(とろとろの目薬)もあります。
それにしてもこんなに違和感なくなるとは・・・ハードへの乗り換えに二の足を踏んでいたのがばかみたいです。

余裕で長期装用できる♪

ソフトコンタクトレンズだと、連続装用は長くても9時間程度が限界らしい。自分の場合、装用時間は15時間ぐらい・・・さすがにヤバイと思っていたのですが、案の定、前回の買い替え時の検査で角膜細胞数が減ってました。このまま10年20年続けたら、将来どうなるんだろうとガクブルだったんですよね。
ハードならDK(酸素透過率)がソフトよりも段違いにいいそうです。DIA(レンズ径)もソフトみたいに13mmとかではなく、8mmから9mmぐらい。黒目を完全に覆いません。瞬きする毎に一瞬ずれるため、涙液交換も多少されます。ソフトに比べると酸素不足になることは格段に減るそうです。
ということで、終日装着しても目が乾きません。ほんと。

万一寝てしまってもOK

飲み会帰りとかだと、ついCLを付けたまま寝たりします。ソフトの時は、朝起来たとき、目の違和感に驚くことが多い(仕方なく、その日はメガネで過ごしたりする)のですが、ハードだと目が痛くない!驚きです。

レンズを洗いやすい!

正直なところ、ソフトコンタクトレンズの時は全く洗ってませんでした。だって、柔らかすぎて持ちにくいし洗いにくいし、破れるのが怖いし、洗っているうちに表裏がわからなくなるし。まあ、洗浄機能付きのつけおき用液にいれてるから大丈夫だろうと思ってました。
でも、消費者センターによると、つけおき液にいれてても消毒効果はほとんど無いそうです。洗浄効果についても、タンパク汚れは分解できても脂質汚れは落とせないため、指でのこすり洗いは必須だとか。最近、洗浄不良によるアカントアメーバ角膜炎が増えてるそうなんですが・・・でも面倒なんですよね。
ハードレンズなら、ホルダーに付けた状態で水道水を激しく流してやるだけで、こすり洗い出来ます!
てか水道水で洗えるんですよ。専用の洗浄液もあるけど、水道水でも洗えるってすてきです。出先でも手軽に洗えます。安心です。